脱サラ後、農家へ転向して30年。おいしいお米が食べたい。おいしい野菜が食べたい。その一心で、1haもの田んぼを一人で駆け巡り、無農薬米を懇切丁寧に育てながら、広大な畑で様々な野菜を手掛けている。特にさつまいも(紅はるか)は、収穫した後、手作りの自然貯蔵庫でしばらく寝かせ、甘みを引き出してから出荷。貯蔵庫の中は一年を通して13~15℃、湿度80~90%に保たれているため、表面の艶が保たれているのが大きな特徴。広大な土地で農業を営む体力の秘訣は、ゴールドファームの冬虫夏草。疲れを翌日に残すことなく活力がみなぎり、70歳を越えた今もなお重労働を難なくこなしている。